無害化処理
EMSシステムは以下の手順で有害物質を無害化します。
1.汚染調査
土壌や汚水に対して汚染調査を行います。調査の結果判明した汚染の種類により、無害化するためのEMS溶液の配合が決まります。
2.不溶化による無害化
EMS溶液(EMS S1~S3)を使用して汚染された物質に対して不溶化を行います。不溶化により有害物は科学的に置換され、無害化されます。固化処理が不要な場合は以下を行いません。
3.固化による無害化
EMSスーパーリキッドを使用して不溶化後の物質を固化します。不溶化は現時点では長期的安定性に関して研究が不十分な技術ですが、EMSシステムではさらに固化することによってその懸案を解決しています。
2つの施工方法
- セメントに投入し攪拌する工法
- コンクリート等にして固化します。無害化した廃土として処理場へ廃棄することも、二次製品とすることも可能です。
- 在来土にセメント粉体と混合攪拌し、整形・転圧する工法
- 在来土を利用して路面工事などを行うことが可能です。